RIAノーボスチ: ニコライ・ニキフォロフ通信情報大臣は、ハッカーの目的はロシアのマスコミではなかった見做している(BadRabbit サイバー攻撃のまとめ 12)

元記事: Никифоров считает, что российские СМИ не были целью хакеров
BadRabbit サイバー攻撃のまとめ(ロシア語)
Wikipedia: RIAノーボスチ(РИА Новости)とは?

アルメニアの首都エレバン 2017/10/25 - RIAノーボスチ サイバー攻撃は一般的に保全性が十分満たされていないこと関連している、と、ニコライ・ニキフォロフ、ロシア通信情報大臣は見解を示し、先の事件について ”脚色しないでくれ” と要請しました。

火曜日に、キエフの地下鉄と、オデッサ空港は自身の決済と情報システムへのハッカー攻撃について言及しました。”インターファックス” 通信社サンクトペテルブルグ”フォンタンカ” 出版社もまた BadRabbit と専門家により命名された暗号化ウイルスによる攻撃を受けたと伝えました。犯人はファイルの復号の身代金として0.05 ビットコイン(現在のレートで283 US ドル)を要求しています。ウイルスの拡散は、専門家によると、感染したマスコミから生じたとのことです。

"一般的にこのような攻撃は適時の更新が履行されていなかったり、無作法な基準違反、システムがどこに接続されているか、基本的な侵入防止技術プログラムのインストール如何によります。特定の目的を遂行するにあたり他の組織が選ばれるということではありません。多くは確証がないからです"、とニキフォロフは各国代表者評議会で発言しました。

"もちろん、このような攻撃は情報空間という形をとり、反響が大きいが、問題は、ある標準的な機能(セキュリティ― 編集者註)である" と大臣は言いました。

"この攻撃は継続するでしょう。私は脚色はしたくない。私たちは、いつもなんらかの底しれぬ、狡猾に磨きを加えた、目的のはっきりした厄介ごとを引き起こす、このような攻撃の犯罪団体を見出す努力はしています。多くの場合は大したことではなくて ― サイバーセキュリティ技能の水準が十分でない問題による" ― と大臣は発言しました。

"わたしたちはこの問題にまだ十分注意を払っていません、このような問題は会社とか組織の最優先の課題ではありませんし、これは政府組織にとっても言えることです。サイバーセキュリティの技能を組織することが必要ですが、残念ながらこれは失敗の経験に基づいて形成されます ― いまのところみなさんこういうけがをしたり、経験がないのです" ― と大臣は補足しました。

訳: YAMAMOTO Takashi 日本ウラジオストク協会理事